パパみ~ぞのブログ

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金沢東茶屋街の「鮨 みつ川」さんで究極の加賀のお寿司を楽しみました

2017年05月21日(日)、結婚20周年記念旅行で昨夜山城温泉の「べにや無何有」さんに一泊し、本日は金沢に出てきて、金沢21世紀美術館で池田学展を楽しみ、東茶屋街にやってきました。

 

13:00から東茶屋街の「鮨 みつ川」さんを予約してあります。予約したのはおつまみから出していただく昼のお寿司のコースです。

 

東茶屋街でお土産の買い物などしながらぶらぶらして、13:00少し前に「鮨 みつ川」に入店しました。

 

カウンターに妻と座り、妻に「加賀鳶」の純米大吟醸を、自分にノンアルビールを注文しました。

 

ご主人が非常に手際良いきびきびした手つきで仕事をされ、おつまみから出してくださいます。

 

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あん肝
非常に濃厚でクリーミーな素晴らしいあん肝です。大根おろし、ポン酢ととても合います。

 

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赤いかとこのわた
細く切られたねっとりとした赤いかに、旨みたっぷりのこのわたが絡み合ってとても美味しい。

 

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ひらめ・ガスエビ・バイ貝
ひらめは繊細で上品な旨みが口の中に広がり、ガスエビはねっとりした噛み心地の中に濃厚なえびの旨みが感じられ、バイ貝はコリコリした特有の歯触りがすばらしい。

 

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あじのなめろう
新鮮なあじに絶妙なバランスの味噌とネギが絡み合って美味しい。お酒のお供に最高です。

 

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桜鱒のかま
パリパリに焼かれた桜鱒の皮の下から繊細な旨みの白身が現われてたいへん美味しい。

 

少し前から一組のご夫婦と、ご婦人三人組も入店されて、その方々と一緒にここからお寿司を出していただきます。


お寿司はすべてご主人が煮切り醤油をさっと塗るなど仕事をされていて、何もせずそのままご主人の考えるベストな状態で食べることができます。


寿司飯は甘さはあまり感じられず少し塩味が感じられるがこれが寿司ネタと非常にうまく合っています。

 

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まはた
はじめて口にする魚でしたが、とても繊細な旨みの白身です。

 

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コウイカ
ねっとりとした口当たりの中からコウイカ特有の旨みが感じられます。

 

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白えび
白えびは軍艦巻きになったものをよく見ますが、小さな白えびがまとめられてちゃんと握りになっています。
噛むとそんじょそこらの甘えびなどかなわない甘みと繊細なえびの旨みに感激しました。

 

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カツオ (ピンボケですみません)
カツオに他の握りとは異なる絶妙な味わいの煮切り醤油が合わされていて何とも美味しい。

 

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さわらの炙り (ピンボケですみません)
炙られた皮と何とも上品な白身の旨みが絶妙です。

 

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小柱の軍艦
ちょうど良い大きさにカットされた小柱と香りの良い海苔のバランスが絶妙です。

 

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中トロ (ピンボケですみません)
この中トロは非の打ち所の無い完璧な中トロでした。

自分の妻を含むカウンターの女性の口々から思わず「美味しい。幸せ~。」の歓声があがりました。

 

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コハダ
ずいぶんコハダの握りを食べてきましたが、これは過去ベストワンではないかと思う美味しさでした。
酢が効きすぎずコハダの旨みだけが引き出されています。
普段、決してコハダなど酢でしめた魚を食べない妻も、とても美味しいと感激していました。

 

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お味噌汁
このタイミングで出汁の効いたお豆腐のお味噌汁はうれしい。

 

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カワハギ (ピンボケですみません)
皮が少し炙られていて香ばしく絶妙な美味しさです。

 

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あなご
自分はあなごが好きでずいぶんあなごの握りをいただいてきましたが、タレでなく、塩のみのあなごの握りは初めてです。
そして、これが自分のあなごの握りの生涯ベストワンだと確信しました。
ほろりと崩れるあなごの身と絶妙な塩梅の塩味のハーモニー。
普段、決してあなごを食べない妻も、とても美味しいと感激していました。

 

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雲丹の軍艦
あくまでも新鮮でクリーミーな雲丹が口の中でとろけていきます。

 

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のどぐろの手巻き寿司
皮が少し炙られたのどぐろが寿司飯とともにすごく香りの良い海苔で丁寧に包まれて一人一人に手渡しで供されます。
パリっと香りの良い海苔を噛むと、皮の焼かれた香ばしさと、のどぐろの旨みが口の中に広がります。
締めにふさわしい素晴らしいお寿司でした。

 

お勘定をしていただきます。

おつまみ、お寿司、飲み物で28,800円は決して高いお勘定とは思いませんでした。

 

妻と二人、加賀のお寿司を心から堪能することができて、結婚20周年記念旅行の思い出に残る素晴らしい食事になりました。

ありがとうございました。また機会がありましたら訪れたいと思います。