映画「ゼロ・グラビティ」は宇宙空間の怖さを身に染みて実感できる映画だ!!
「ゼロ・グラビティ」という映画をご存知でしょうか。
2013年のアメリカ映画です。
第86回アカデミー賞において、アルフォンソ・キュアロンの監督賞をはじめ、撮影賞、作曲賞、音響編集賞、録音賞、視覚効果賞、編集賞の7賞を受賞するという快挙を成し遂げました。
主演のサンドラ・ブロックは素晴らしい演技で主演女優賞にノミネートされましたが、惜しくも受賞を逃しました。
地表から600キロメートルも離れた宇宙で、ミッションを遂行していた科学者(サンドラ・ブロック)とベテラン宇宙飛行士(ジョージ・クルーニー)はスペースシャトルが大破するという想定外の事故に遭遇し、二人は一本のロープでつながれたまま漆黒の無重力空間(ゼロ・グラビティ)へと放り出されます。
地球に戻る唯一の手段であったスペースシャトルを失い、残された酸素も2時間分しかない絶望的な状況で、彼らは懸命に生還する方法を探っていくというのがこの映画の骨子です。
この映画はストーリーの巧みさもさることながら、VFXによるリアルな宇宙空間の描写の素晴らしさが圧倒的です。
VFXがあまりにリアルであるがゆえに、主人公たちとと共に、本当に宇宙空間に放り出されてしまったかのような圧倒的な怖さ、孤独感、絶望感を味わいます。
ここから先はこれからご覧になる方の支障になってしまうので、ぜひ皆さん自身で観ていただきたいですが、サンドラ・ブロックの活躍は手に汗を握って応援したくなります。
また、個人的に大贔屓のジョージ・クルーニーもこの映画では実にいい味を出しています。
果たして、スペースシャトルを失い、極限状態の虚空に放り出されてしまった二人は地球に戻ってくることができるのでしょうか?
VFXの圧倒的にリアルな宇宙空間描写の中で繰り広げられるこの物語を、ぜひみなさんも存分にご堪能下さい。